精選落語 桂文珍2 CD4枚組

精選落語 桂文珍2
価格:4枚組 \8,400(税込)
仕様:特製三方背BOX ジュエルケース4枚+別冊解説書
2006年通販専用商品として発売したシリーズの第2弾。
精選した名演CD4枚と解説ブックレットのBOXとなります。
前回同様、入門編としても永久保存版としても通用する内容です。
創作あり古典あり変幻自在の文珍落語、第二集!
インターネットと曽根崎心中を落語で演じる「心中恋電脳」から
落語の中の落語ともいえる「宿替え」「饅頭こわい」まで、
独自の世界を駆け巡る文珍落語は今回も健在。
上方落語の実力派の精選した4枚組みをお楽しみください。
<DISC.1>
〓心中恋伝脳&楽屋スナップ
<DISC.2>
〓手水廻し(ちょうずまわし)
ところ変われば品変わると申しますが、品が変わるわけではございませんで、品物の名前が変わります。大阪では朝起きまして顔を洗うことを「手水 ?! を使う」と申しますが、これが大阪を少し離れまして丹波の貝野村というところへ参りますともう皆目通じなんだんやそうでございますな。その時分のお噂でございます。
〓愛宕山(あたごやま)
一八と茂八は大阪ミナミをしくじって京都祇園で働く幇間。春先のこと、京都の旦那が「気候もいいので野駆け(ピクニック)をしよやないか」と発案したので、芸者や舞妓、お茶屋の女将らとともに愛宕山へ登ることになった。
<DISC.3>
〓算段の平兵衛(さんだんのへいべえ)
とある年老いた庄屋、お花という妾を囲っていたが悋気持ちの女房(以下「婆」)に知れてしまった。お花を村から追い出すのは忍びないと思った庄屋、「算段の平兵衛」と呼ばれる村の男にお花を嫁がせることにする。手切れのお金も誂えの着物も一緒に手に入れた平兵衛は、賭博に遊興にと散財し放題。そのうち着物も道具も持ち出すようになり、ついには明日の米にも事欠くありさま・・・
〓新版・豊竹屋(とよたけや)
一つの芸事に精進せず、あれこれかじってばかりというのは、いつの時代もあまり好ましいことではない。 ある男、豊竹屋 節右衛門(とよたけや ふしえもん)は、自分が見たり聞いたりしたものを節にして語る浄瑠璃を趣味としており、黙っている時がない。
<DISC.4>
〓宿替え(やどがえ)
今日はとある夫婦の引越しの日。慌てものの男は大きな風呂敷を広げて「オレは風呂敷さえあったらどんなものでも持って行く」と大言壮語。櫓炬燵や漬物石から死んだお婆さんのオマルまで風呂敷に包んで、いざ転居先へ出発と思ったが風呂敷はびくともしない。おかしいなと思ってよく見れば、移動の途中で中身がバラけないようにするために胴括りのつもりで掛けた帯が、家の敷居も一緒に括っていたのだ・・・(江戸落語では「粗忽の釘」)
〓饅頭こわい(まんじゅうこわい)
暇をもてあました若者数名が集まり、それぞれ嫌いなもの、怖いものを言いあっていく。皆、「蜘蛛」「蛇」「蟻」などと言ってる中にひとり、「いい若い者がくだらないものを怖がるとは情けない、世の中に怖いものなぞあるものか」という男がいる。本当に怖いものは無いのかとさんざん念を押しても「ないものはない!」と言う。しかし、何度も念を押しているうちにしぶしぶ「実はある」という。何が嫌いなのかと聞くと「饅頭」。その男は「饅頭の話をしているだけで気分が悪くなった」と言い出し、隣の部屋で寝てしまう。
精選落語 桂文珍2 CD4枚組